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長良川解禁　釣行記　２００６年２月１日
思い出深い長良川
フライフィッシングを始めたばかりの頃。
雑誌で長良川のシラメ釣を知りました。本流でユスリカにライズするシラメを、かっこよくロングキャストし　「ビシ!!　」と釣り上げる。大変、高度なテクニックが必要で、ライズを取ると釣仲間に一目おかれる。そんなかっこよいイメージが長良川のシラメ釣でした。
初心者の私でも＃６ロッドさえ買えば30ｍぐらい楽に飛ぶような気がして、広い河川に立ちかっこよくキャストする自分を想像し初釣に行きました。結果はもちろん坊主。
広い河川でシラメがクルージングし自分の前にやってくると興奮して周りが見えなくなりティペットはチリチリ、気が付くとフライがなくなっています。とてもロングキャストなど出来ませんでした。
川で出合った方からフライボックスを見せて頂いたり、流し方を教わったり川幅の広い長良川では上級者フライマンのキャスティング、釣り方を見る事が出来大変勉強にりました。
１番左が、通い始めた頃のお気に入りフライ
残りの３個が今回解禁で使用したフライ
通い始めた頃は、魚が大変多く日中どのポイントでもほとんどライズがあった記憶があります。何回も出てくれたのにびっくりして大アワセし、ティペットを切りました。結局初めて釣ったシラメは、雑誌の内容とは程遠い夕方真っ暗になる寸前。岸から２ｍほどの浅場でライズする＃３で十分な距離の魚でした。フライも＃１４ぐらいの黄色のＣＤＣﾀﾞﾝ。釣れるまで何回も通ったと思います。なかなか釣れなかったので、初めて釣ったシラメは本当に嬉しかったです。
もちろん釣仲間には、釣ったときの状況は詳しく説明しず長良川でシラメを釣った事だけを自慢しました。
あれから何度も長良川に行きましたが、私にとって長良川初釣はちょっと緊張感があり何か特別な感じがします。
薄暗い内に着替えて準備 ライズ待ちは椅子があると便利。
今回は５人で釣行。
解禁は、あいにくの雨にも関らず、２０人以上の釣り人が夜明け前にはポイントに並んでいました。
今年の初物　フライ　　ＴＰ８８　＃22　黒のＣＤＣピューパ
ライズを見つけることが出来なかった為、場所移動。
気温が大変高く、期待は出来るが雨が止まずどんどん強くなってきました。小雨になるとライズします。

今回使用したロッド、ライン
ウインストン　ボロン２Ｘ　8.6ＦＴ　＃４
＃４はドラグがかかりやすい複雑な流れのときに便利。

ウインストン　ＤＬ４　　9ＦＴ＃５
＃５は強風、ラインが滑らない雨天時にお勧め

ライン　リーウルフ　ＬＢＷＦ
リーダー　マキシマ　9ＦＴ７Ｘ
ティペット　フロロカーボン
　美濃橋
雨が強くなり濁ってきたので場所移動。
有名な美濃橋にやってきました。
　フライＴＰ７７　＃20　ＣＤＣスペンド
魚はたくさんいるようで、小雨になるとポツポツとライズします。
雨がやむのを待つ忍耐の釣でした。
１匹釣れるだけで満足できるフライフィッシング。フライマンは幸せだ。
雨が止み一面にライズが広がった。
あれだけ強かった雨が３時過ぎになるとピタッとやみ、その３０分後、一面にライズが広がった。もっとも楽しい一時。
これだからフライフィッシングは辞められない。写真は、今回ご一緒したＴさん（取込中）。長良川初挑戦で見事釣り上げた。
メールで送っていただいた写真
解禁翌日になると、皆さんから釣果、情報の電話が店に鳴り響く。
嬉しい釣果報告、明日の準備でご来店される人、
活気に満ち楽しいシーズンがやって来ました。


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