スカンジナビアンスタイルのツーハンドキャスティングは1960年代に生まれたと言われています。釣り人はノルウェーやスウェーデンの有名なサーモンやシートラウトの川に集い、フローティングまたはインターミディエイトの30-45ftのヘッドにモノフィラメントのランニングラインを繋ぎキャストしていました。多くは一般的なラインよりも短めのものをワンストロークでキャストしていました。このテクニックは短く速いストロークでより、下手の使い方に注意しながらキャストされていました。時々アンダーハンドスタイルといわれていました。ルーミスのスティンガーは当初3pcsでしたが、今年より4pcsになりより持ち運びが便利になりました。ロッドアクションはよりファスト気味となり、アンダーハンドキャストのストロークでよりナローで空力抵抗に優れたループを作りだすことを可能しました。オーバーヘッドキャストにおいてもサンドバーのようにバックスペースが十分なところでは、素晴らしいラインスピードと飛距離を得ることができます。SWでもサーフエリアなどで是非使ってみてください。いわゆる番手よりも実際のラインウエイトのほうがより重要なこのカテゴリーに対応するべく、ルーミスでは今までの番手表示からグラムとグレインの表示に切り替えました。
そしてコンポーネントにおいては従来のリコイルガイドを採用しつつ、リールシートのナットは冬場でも使いやすいライズドナットに変更しました。グリップは細身のエクステンデッドフルウェルスタイルに変更しました。